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奈良女子大学名誉教授
元日本体育学会会長
山本 徳郎氏(スポーツ史)
私は武道の文化的意義を疑うものではありません。しかし内田良先生(名古屋大学)のデータを前にして言葉を失いました。1983年から2010年までの28年間に「学校管理下」で114名の中高生が柔道で亡くなっていたのです。年平均4名です。現状のままで、柔道を「義務教育」(中学校)の、しかも「必修の教科」(体育)の教材にしていいのでしょうか? 外部指導者まで導入して何故いそぐのでしょうか? 考えさせられる問題がたくさんあります。柔道死の実態は? 何故体育学・スポーツ科学・柔道の関係者は、私も含めて、このことに声をあげなかったのでしょうか? これは体育学(スポーツ科学、武道学)の学としての存在が疑われても仕方のない問題ではないでしょうか。そして文科省・全柔連が、これまでこの問題を放置してきた怠慢は許されるものでしょうか。これを機会に、将来を担う子どもたちを託されている我々は、原発問題にも見られた日本の「安全文化」のレベルを、教育(体育・スポーツ)の場でも真剣に検討せねばなりません。
1.タイトル | 柔道(武道)必修化で考えさせられていること |
2.講演者 | 山本徳郎 奈良女子大学名誉教授 元日本体育学会会長(スポーツ史) |
3.日時 | 7月14日(土) 14:00〜 |
4.場所 | 愛知工業大学自由が丘キャンパス 〒464-0044 名古屋市千種区自由ヶ丘2丁目49-2 TEL:(052)757-0810(代表) FAX:(052)751-0600 地下鉄名城線「自由ヶ丘駅」下車、「自由ヶ丘2」交差点前 |